【野球肩って何?】
成長期に多い投球障害の原因と予防法を解説!
成長期に多い投球障害の原因と予防法を解説!
2026年9月16日(水)
「野球肩って普通の肩の痛みと何が違うの?」
「子どもが投げると肩を痛がるけど、成長期だから仕方ない?」
「野球肩にならないためには何を気をつければいい?」
野球をしているお子さんがいると、「野球肘」と同じように「野球肩」という言葉を耳にすることがあると思います。
野球肩とは、野球の投球動作を繰り返すことで肩に負担がかかり、痛みや動きの制限などが起こる投球障害の総称です。
特に成長期の選手は、骨や軟骨などがまだ発達途中のため、肩への負担には注意が必要です。
今回は、野球肩とはどのようなものなのか、成長期に起こりやすい理由や予防のポイントについてわかりやすく解説します!
■野球肩って何?
「野球肩」という名前のケガが1つ存在するわけではありません。
投球動作によって肩周辺に繰り返し負担がかかり、さまざまな障害が起こる状態をまとめて「野球肩」と呼ぶことがあります。
投球では、腕を大きく振りながら肩に強い力が加わります。
それを何度も繰り返すことで、
・肩周辺の筋肉や腱
・関節周辺
・骨や成長部位
などに負担がかかることがあります。
そのため、「肩が痛い=単なる筋肉痛」と決めつけないことが大切です。
■なぜ成長期に野球肩が起こりやすい?
小学生・中学生・高校生などの成長期では、身体が大きく変化します。
身長が伸びる時期には、骨の成長に身体の動きが追いつかず、一時的に体が動かしにくくなることもあります。
さらに、成長期の選手は骨や成長部位がまだ成熟していません。
その状態で、投球を繰り返す+練習量が多い+疲労が溜ると言った条件が重なると、肩への負担が大きくなることがあります。
そのため、成長期の選手は「痛みが出てから考える」のではなく、普段から身体の状態をチェックすることが大切です。
■野球肩の原因は「投げすぎ」だけじゃない?
野球肩というと、「投げすぎが原因」と思われがちです。
もちろん投球量は重要なポイントですが、それだけが原因とは限りません。
例えば、
●身体の柔軟性が低下している
肩だけではなく、胸郭や背中、股関節などが動かしにくくなっていると、投球動作に影響することがあります。
●疲労がたまっている
疲れている状態では、普段と同じような身体の使い方ができなくなることがあります。
●急に練習量が増えた
大会前などに、急に投球量や練習量が増えると身体への負担も大きくなります。
●身体の成長によって動きが変わった
身体の体格が変化すると、依然と同じ感覚で身体を動かせなくなることがあります。
このように、野球肩を考える時は投球数だけではなく、身体全体の状態を見ることが大切です。
■野球肩ではどんな症状が出る?
野球肩の症状は人によって異なります。
代表的なのは、
・投げると肩が痛い
・投球後に肩が痛む
・肩が重い、だるい
・腕が上げにくい
・肩を動かすと痛い
・肩の動きが悪くなった
・以前よりボールが投げにくい
などです。
特に注意したいのが、
「以前は痛くなかったのに、最近投げると毎回痛い」
という変化です。
最初は軽い違和感でも、投球を続けることで症状が強くなる場合があります。
■「投げると痛いけど普段は大丈夫」は要注意
野球選手の場合、
「普段の生活では痛くない」
「キャッチボールなら大丈夫」
ということがあります。
しかし、投球時に痛みが出ているのであれば、身体が何らかのサインを出している可能性があります。
特に、
・全力投球で痛い
・遠投すると痛い
・投球後に痛みが残る
などの場合は、無理に投げ続けないようにしましょう。
「普通に生活できるから大丈夫」と自己判断せず、痛みが続く場合は身体の状態を確認することが大切です。
■野球肩を予防するための5つのポイント
ここからは、普段からできる野球肩の予防について紹介します。
①投球量を管理する
まず大切なのが、投げる量を適切に管理することです。
チームの練習だけでなく、
・試合
・自主練習
・キャッチボール
・ピッチング練習
なども含めて考える必要があります。
特に成長期の選手は、練習量が急激に増えないよう注意しましょう。
②肩だけでなく全身を動かす
投球は肩だけで行う動作ではありません。
肩甲骨、胸郭、背中、体幹、股関節、下半身など身体全体を使ってボールを投げます。
そのため、肩だけを柔らかくするのではなく、全身がスムーズに動く状態を作ることが重要です。
③疲労をためすぎない
「毎日練習することが上達につながる」
と考える選手も多いと思います。
しかし、身体が十分に回復していない状態で練習を続けると、パフォーマンスが落ちたり、身体への負担が増えたりする可能性があります。
練習だけでなく、「睡眠・食事・休養」もしっかり確保しましょう。
④痛みや違和感を我慢しない
野球肩を防ぐためには、身体からの小さなサインを見逃さないことが大切です。
「少し肩が痛いけど、投げられる」
「今日は肩が重いけど、練習したい」
というときに無理をしていまうと、症状が悪化する可能性があります。
痛みがある時は、投球を控えることも大切な予防です。
⑤定期的に身体をチェックする
痛みが出てから身体を見るのではなく、痛みがない時から、
・肩の動き
・肩甲骨の動き
・胸郭の動き
・股関節の動き
・下半身の状態
・左右差
などを確認しておくと、身体の変化に気づきやすくなります。
特に成長期は身体が変化しやすいため、定期的なチェックがおすすめです。
■こんな場合は早めに相談しましょう
次のような症状がある場合は、無理に投球を続けず、早めに専門機関へ相談しましょう。
✅投げるたびに肩が痛い
✅投球後も痛みが残る
✅痛みが徐々に強くなっている
✅腕が上げにくい
✅肩の動きが悪くなった
✅急に強い痛みが出た
✅球速が落ちた
✅コントロールが悪くなった
✅投球フォームが変わった
✅何度休んでも痛みを繰り返す
特に成長期の選手で痛みが続いている場合は、「成長期だから仕方ない」と決めつけないことが大切です。
必要に応じて整形外科などで状態を確認しましょう。
■野球肩になったらどうする?
もし肩に痛みが出てしまった場合は、まず痛みが出る投球を控えることが基本です。
痛みがあるまま、
「少しだけ投げよう」
「試合だから我慢しよう」
と続けるのは避けましょう。
また、痛みがなくなったからといって、すぐに以前と同じ練習量に戻すのではなく、身体の状態を確認しながら徐々に復帰することが大切です。
痛みが続く場合や、肩の動きに変化がある場合は、整形外科などで評価を受けることをおすすめします。
■野球選手の身体づくりをサポートしています
メクタ整骨院では、野球選手の肩・肘のケガだけでなく、ケガを予防するためのコンディショニングにも対応しています。
肩が痛い場合でも、肩だけを見るのではなく、
・肩関節
・肩甲骨
・胸郭
・背中
・体幹
・股関節
・下半身
など、投球に関わる身体全体の状態を確認します。
当院のトレーナーも野球経験があり、現在は野球部などさまざまな部活のトレーナーとして選手のコンディショニングを行っていたり、院長は柔道部のトレーナーとしてスポーツ現場で選手のケガの対応・リハビリ・コンディショニングを行っています。
【東海大甲府高校柔道部のトレーナー活動】 ケガのケア・コンディショニング・リハビリまでサポートしています
試合前のテーピングやコンディショニング、試合中のケガの対応など、実際のスポーツ現場での経験も活かしながらサポートしています。
【東海大甲府高校柔道部の試合帯同に行ってきました!】3年間支えさせていただいた3年生の最後の戦い
「肩を痛めずに野球を続けたい」
「最近、肩の動きが気になる」
「大会前に身体を整えたい」
という方も、お気軽にご相談ください。
また、検査が必要と判断した場合には、提携している整形外科への相談・紹介も行っています。
■まとめ
野球肩は、投球動作を繰り返すことで肩に負担がかかり、痛みや動きの制限などが起こる投球障害の総称です。
特に成長期の選手は、身体が大きく変化する時期だからこそ、肩の状態を普段から確認しておくことが大切です。
野球肩を予防するためには、
✅投球量を管理する
✅肩だけでなく全身を動かす
✅疲労をためすぎない
✅痛みや違和感を我慢しない
✅定期的に身体をチェックする
ことを意識しましょう。
「少し痛いだけだから大丈夫」と我慢せず、早めに身体の変化し気づくことが、長く野球を続けるための第一歩です。
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■次回予告
次回は、野球選手の肩・肘を守るために、さらに実践的な内容を紹介します!
【野球で肩・肘を痛めないために】試合前後のコンディショニングを解説!
「試合前にどんな準備をすればいい?」
「試合後は何をすればいい?」
「肩や肘をケガせず、できるだけ良い状態でプレーしたい!」
そんな野球選手に向けて、試合前・試合中・試合後に意識したいコンディショニングのポイントをわかりやすく解説します!
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「野球肩にならないためには何を気をつければいい?」
野球をしているお子さんがいると、「野球肘」と同じように「野球肩」という言葉を耳にすることがあると思います。
野球肩とは、野球の投球動作を繰り返すことで肩に負担がかかり、痛みや動きの制限などが起こる投球障害の総称です。
特に成長期の選手は、骨や軟骨などがまだ発達途中のため、肩への負担には注意が必要です。
今回は、野球肩とはどのようなものなのか、成長期に起こりやすい理由や予防のポイントについてわかりやすく解説します!
■野球肩って何?
「野球肩」という名前のケガが1つ存在するわけではありません。
投球動作によって肩周辺に繰り返し負担がかかり、さまざまな障害が起こる状態をまとめて「野球肩」と呼ぶことがあります。
投球では、腕を大きく振りながら肩に強い力が加わります。
それを何度も繰り返すことで、
・肩周辺の筋肉や腱
・関節周辺
・骨や成長部位
などに負担がかかることがあります。
そのため、「肩が痛い=単なる筋肉痛」と決めつけないことが大切です。
■なぜ成長期に野球肩が起こりやすい?
小学生・中学生・高校生などの成長期では、身体が大きく変化します。
身長が伸びる時期には、骨の成長に身体の動きが追いつかず、一時的に体が動かしにくくなることもあります。
さらに、成長期の選手は骨や成長部位がまだ成熟していません。
その状態で、投球を繰り返す+練習量が多い+疲労が溜ると言った条件が重なると、肩への負担が大きくなることがあります。
そのため、成長期の選手は「痛みが出てから考える」のではなく、普段から身体の状態をチェックすることが大切です。
■野球肩の原因は「投げすぎ」だけじゃない?
野球肩というと、「投げすぎが原因」と思われがちです。
もちろん投球量は重要なポイントですが、それだけが原因とは限りません。
例えば、
●身体の柔軟性が低下している
肩だけではなく、胸郭や背中、股関節などが動かしにくくなっていると、投球動作に影響することがあります。
●疲労がたまっている
疲れている状態では、普段と同じような身体の使い方ができなくなることがあります。
●急に練習量が増えた
大会前などに、急に投球量や練習量が増えると身体への負担も大きくなります。
●身体の成長によって動きが変わった
身体の体格が変化すると、依然と同じ感覚で身体を動かせなくなることがあります。
このように、野球肩を考える時は投球数だけではなく、身体全体の状態を見ることが大切です。
■野球肩ではどんな症状が出る?
野球肩の症状は人によって異なります。
代表的なのは、
・投げると肩が痛い
・投球後に肩が痛む
・肩が重い、だるい
・腕が上げにくい
・肩を動かすと痛い
・肩の動きが悪くなった
・以前よりボールが投げにくい
などです。
特に注意したいのが、
「以前は痛くなかったのに、最近投げると毎回痛い」
という変化です。
最初は軽い違和感でも、投球を続けることで症状が強くなる場合があります。
■「投げると痛いけど普段は大丈夫」は要注意
野球選手の場合、
「普段の生活では痛くない」
「キャッチボールなら大丈夫」
ということがあります。
しかし、投球時に痛みが出ているのであれば、身体が何らかのサインを出している可能性があります。
特に、
・全力投球で痛い
・遠投すると痛い
・投球後に痛みが残る
などの場合は、無理に投げ続けないようにしましょう。
「普通に生活できるから大丈夫」と自己判断せず、痛みが続く場合は身体の状態を確認することが大切です。
■野球肩を予防するための5つのポイント
ここからは、普段からできる野球肩の予防について紹介します。
①投球量を管理する
まず大切なのが、投げる量を適切に管理することです。
チームの練習だけでなく、
・試合
・自主練習
・キャッチボール
・ピッチング練習
なども含めて考える必要があります。
特に成長期の選手は、練習量が急激に増えないよう注意しましょう。
②肩だけでなく全身を動かす
投球は肩だけで行う動作ではありません。
肩甲骨、胸郭、背中、体幹、股関節、下半身など身体全体を使ってボールを投げます。
そのため、肩だけを柔らかくするのではなく、全身がスムーズに動く状態を作ることが重要です。
③疲労をためすぎない
「毎日練習することが上達につながる」
と考える選手も多いと思います。
しかし、身体が十分に回復していない状態で練習を続けると、パフォーマンスが落ちたり、身体への負担が増えたりする可能性があります。
練習だけでなく、「睡眠・食事・休養」もしっかり確保しましょう。
④痛みや違和感を我慢しない
野球肩を防ぐためには、身体からの小さなサインを見逃さないことが大切です。
「少し肩が痛いけど、投げられる」
「今日は肩が重いけど、練習したい」
というときに無理をしていまうと、症状が悪化する可能性があります。
痛みがある時は、投球を控えることも大切な予防です。
⑤定期的に身体をチェックする
痛みが出てから身体を見るのではなく、痛みがない時から、
・肩の動き
・肩甲骨の動き
・胸郭の動き
・股関節の動き
・下半身の状態
・左右差
などを確認しておくと、身体の変化に気づきやすくなります。
特に成長期は身体が変化しやすいため、定期的なチェックがおすすめです。
■こんな場合は早めに相談しましょう
次のような症状がある場合は、無理に投球を続けず、早めに専門機関へ相談しましょう。
✅投げるたびに肩が痛い
✅投球後も痛みが残る
✅痛みが徐々に強くなっている
✅腕が上げにくい
✅肩の動きが悪くなった
✅急に強い痛みが出た
✅球速が落ちた
✅コントロールが悪くなった
✅投球フォームが変わった
✅何度休んでも痛みを繰り返す
特に成長期の選手で痛みが続いている場合は、「成長期だから仕方ない」と決めつけないことが大切です。
必要に応じて整形外科などで状態を確認しましょう。
■野球肩になったらどうする?
もし肩に痛みが出てしまった場合は、まず痛みが出る投球を控えることが基本です。
痛みがあるまま、
「少しだけ投げよう」
「試合だから我慢しよう」
と続けるのは避けましょう。
また、痛みがなくなったからといって、すぐに以前と同じ練習量に戻すのではなく、身体の状態を確認しながら徐々に復帰することが大切です。
痛みが続く場合や、肩の動きに変化がある場合は、整形外科などで評価を受けることをおすすめします。
■野球選手の身体づくりをサポートしています
メクタ整骨院では、野球選手の肩・肘のケガだけでなく、ケガを予防するためのコンディショニングにも対応しています。
肩が痛い場合でも、肩だけを見るのではなく、
・肩関節
・肩甲骨
・胸郭
・背中
・体幹
・股関節
・下半身
など、投球に関わる身体全体の状態を確認します。
当院のトレーナーも野球経験があり、現在は野球部などさまざまな部活のトレーナーとして選手のコンディショニングを行っていたり、院長は柔道部のトレーナーとしてスポーツ現場で選手のケガの対応・リハビリ・コンディショニングを行っています。
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「最近、肩の動きが気になる」
「大会前に身体を整えたい」
という方も、お気軽にご相談ください。
また、検査が必要と判断した場合には、提携している整形外科への相談・紹介も行っています。
■まとめ
野球肩は、投球動作を繰り返すことで肩に負担がかかり、痛みや動きの制限などが起こる投球障害の総称です。
特に成長期の選手は、身体が大きく変化する時期だからこそ、肩の状態を普段から確認しておくことが大切です。
野球肩を予防するためには、
✅投球量を管理する
✅肩だけでなく全身を動かす
✅疲労をためすぎない
✅痛みや違和感を我慢しない
✅定期的に身体をチェックする
ことを意識しましょう。
「少し痛いだけだから大丈夫」と我慢せず、早めに身体の変化し気づくことが、長く野球を続けるための第一歩です。
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