【野球肘は放置するとどうなる?】
早めの対処が大切な理由を解説!
早めの対処が大切な理由を解説!
2026年9月11日(金)
「野球肘って、少し休めば治るでしょ?」
「痛みがなくなったから、もう投げても大丈夫?」
「試合が近いから、多少痛くても投げさせたい、、、」
野球をしているお子さんが肘を痛がると、このように考えてしまうこともあるのではないでしょうか?
野球肘は、投球による繰り返しの負担によって、肘周囲の骨・軟骨・靭帯・腱などに障害が起こるものです。
特に成長期では、骨や軟骨がまだ成長途中のため、「痛いけど投げられるから大丈夫」と放置するのは注意が必要です。
今回は、野球肘を放置することで考えられる問題や、痛みが出た時の対処法、投球を再開する際のポイントについて解説します!
■野球肘は「我慢して投げる」のが一番危険?
野球をしていると、
「ちょっと痛いけど投げられる」
ということがあります。
しかし、ここで無理をして投げ続けると、肘にさらに負担がかかってしまいます。
最初は、
「投げる時だけ痛い」
だったものが、
「練習後も痛い」→「日常生活でも痛い」
というように症状が強くなることもあります。
そのため、痛みが出た時点で無理に投球を続けないことが大切です。
■放置するとどうなる?
野球肘を放置した場合、症状や原因によってはさまざまな問題につながる可能性があります。
①痛みが長引く
一番わかりやすいのが、痛みが長期間続いてしまうことです。
「少し休めば大丈夫」
と思って投球を続けていると、肘への負担が繰り返され、症状が改善しにくくなる場合があります。
②肘が伸びにくくなる
野球肘では、痛みだけでなく、「肘が最後まで伸びない」という症状が出ることがあります。
以前は普通に伸びていたのに、「最近、肘が伸びきらない」という場合は注意しましょう。
肘の動きに変化が出ている場合は、単なる疲労だと自己判断しないことが大切です。
③投球フォームが崩れる
肘が痛い状態で投げ続けると、無意識に痛みを避けようとします。
すると、
「肘をかばって投げる」
「身体の別の場所に負担をかける」
など、普段とは違った投球フォームになることがあります。
その結果、肘だけでなく、肩・肩甲骨・背中・腰などにも負担がかかる可能性があります。
④パフォーマンスが低下する
肘をかばって投げることで、
・球速が落ちる
・コントロールが悪くなる
・ボールが投げにくい
・遠投ができなくなる
など、プレーにも影響が出ることがあります。
「最近、急に球速が落ちた」
「以前より投げにくそう」
という変化も、身体からのサインかもしれません。
■成長期の選手は特に注意!
小学生・中学生・高校生などの成長期では、骨や軟骨がまだ成長途中です。
そのため、大人と同じ感覚で、「痛いけど投げられるから大丈夫」と考えるのはおすすめできません。
特に成長期の肘の外側の痛みなどでは、骨や軟骨の障害が隠れている場合があります。
肘の痛みが続く場合は、早めに整形外科などで確認することが大切です。
■「痛みがなくなった=治った」ではない?
ここも非常に重要です。
数日休んで、
「痛くなくなった!」
となると、すぐに投球を再開したくなりますよね。
しかし、痛みがなくなっただけで、肘が投球に耐えられる状態まで戻っているとは限りません。
いきなり依然と同じ球数・強度で投げるのではなく、身体の状態を確認しながら段階的に復帰することが大切です。
■野球肘の痛みが出たらどうする?
まずは、
①投球を控える
痛みが出る状態で無理に投球を続けないようにしましょう。
「あと10球だけ」
「試合だから」
と我慢して投げるのは避けたいところです。
②痛みの場所を確認する
「肘のどこが痛いのか?」
を確認してみましょう。
・内側
・外側
・後ろ
・肘全体
など、痛む場所によって考えられる原因が異なります。
③肘の動きを確認する
普段と比べて、
「肘が伸びない」
「曲げにくい」
「動かすと痛い」
などの変化がないかを確認しましょう。
④痛みが続くなら受診する
痛みが何度も繰り返す場合や、肘の動きに変化がある場合は、整形外科などで確認することをおすすめします。
特に成長期の選手は、早めのチェックが大切です。
■こんな症状なら早めに受診しましょう
次のような症状がある場合は、放置せず医療機関への相談をおすすめします。
✅投げるたびに肘が痛い
✅投球後も痛みが続く
✅肘の外側が痛い
✅肘が伸びきらない
✅肘が曲げにくい
✅肘が腫れている
✅急に強い痛みが出た
✅痛みをかばって投げている
✅球速やコントロールが落ちた
✅何度休んでも痛みを繰り返す
特に成長期の選手で肘の痛みや可動域制限がある場合は、早めに状態を確認しましょう。
■野球肘を予防するには?
野球肘を防ぐためには、肘だけをケアするのではなく、身体全体のコンディションを整えることが大切です。
①投球量を管理する
練習・試合・自主練習などを含めて、投げる量が多くなりすぎていないか確認しましょう。
「練習では投げていないけど、自主練習で毎日投げている」
というケースもあります。
1日の練習だけでなく、1週間・1ヶ月単位で投球量を考えることも重要です。
②肩甲骨・肩を動かす
投球では肘だけでなく、肩や肩甲骨も大きく動きます。
肩甲骨や肩の動きが悪くなると、肘への負担が増える可能性があります。
普段から肩周りの柔軟性や動きを確認しておきましょう。
③股関節・下半身も重要
「野球肘なのに股関節?」
と思うかもしれません。
しかし、投球動作は下半身から生み出した力を身体全体で伝えていく動作です。
股関節や下半身がうまく使えないことで、上半身に負担が集中する場合があります。
そのため、肘だけでなく身体全体を見ることが大切です。
■痛みがなくても定期的なチェックがおすすめ
野球肘は、
「痛くなってから対応する」
だけではなく、
「痛くなる前に身体の状態を確認する」
ことも重要です。
例えば、
・肩が硬くなっている
・肘の動きが悪い
・股関節が硬い
・疲労が溜まっている
・投球後の回復が遅い
など、小さな変化を早めに見つけることで、ケガの予防につながります。
■野球選手のコンディショニングにも対応しています
メクタ整骨院では、野球選手の肘や肩だけを見るのではなく、
・肘関節の動き
・肩関節の動き
・肩甲骨の動き
・胸郭の動き
・股関節の動き
・下半身の状態
・身体全体のバランス
・練習による疲労
などを確認し、選手の状態に合わせたコンディショニングを行っています。
当院のトレーナーも野球経験があり、現在は野球部などさまざまな部活のトレーナーとして選手のコンディショニングを行っていたり、院長は柔道部のトレーナーとしてスポーツ現場で選手のケガの対応・リハビリ・コンディショニングを行っています。
【東海大甲府高校柔道部のトレーナー活動】 ケガのケア・コンディショニング・リハビリまでサポートしています
実際の試合帯同では、
・試合前のテーピング
・コンディショニング
・試合の合間のケア
・試合中のケガへの対応
などを行っています。
【東海大甲府高校柔道部の試合帯同に行ってきました!】3年間支えさせていただいた3年生の最後の戦い
「痛みが出たから治す」だけではなく、
「できるだけケガをせず、長く野球を続けるための身体づくり」
も大切にしています。
なお、検査が必要と判断した場合には、提携している整形外科への相談・紹介も可能です。
■保護者の方へ
お子さんが、
「肘がちょっと痛い」
と言った時、
「疲れてるだけじゃない?」
「成長痛かな?」
と考えてしまうこともあると思います。
もちろん、すべての肘の痛みが重大なケガというわけではありません。
しかし、野球をしている成長期の子どもに繰り返し肘の痛みが出ている場合は、一度状態を確認することをおすすめします。
「大したことないだろう」と放置するより、
「何も問題がなかった」と確認できる方が安心です。
■まとめ
野球肘は、投球による繰り返しの負担によっておこる肘の障害です。
特に成長期では、骨や軟骨が成長途中であるため注意が必要です。
覚えておきたいポイントは、
✅痛みを我慢して投げ続けない
✅「投げる時だけ痛い」でも放置しない
✅肘の外側の痛みには特に注意する
✅肘が伸びにくい・曲げにくい場合は早めに確認する
✅痛みがなくなっても急に元の練習量に戻さない
✅肘だけでなく身体全体を整える
ということです。
「痛くなったから休む」だけではなく、「痛くなる前から身体をケアする」ことも、長く野球を続けるためには大切です。
■ご予約・お問い合わせ
「子どもが投げると肘を痛がる」
「少し休んでもまた痛くなる」
「野球を続けながら身体をケアしたい」
そんな方はお気軽にご相談ください!
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■次回予告
次回は、
『野球肘を予防するには?肩・肘を守るためにできる5つの対策』について解説します!
「野球肘になりたくない」
「子どもの肘を守りたい」
「練習前後に何をすればいい?」
そんな方に向けて、野球肘を予防するために日頃からできるコンディショニングや身体のケアをわかりやすくご紹介します!
「痛みがなくなったから、もう投げても大丈夫?」
「試合が近いから、多少痛くても投げさせたい、、、」
野球をしているお子さんが肘を痛がると、このように考えてしまうこともあるのではないでしょうか?
野球肘は、投球による繰り返しの負担によって、肘周囲の骨・軟骨・靭帯・腱などに障害が起こるものです。
特に成長期では、骨や軟骨がまだ成長途中のため、「痛いけど投げられるから大丈夫」と放置するのは注意が必要です。
今回は、野球肘を放置することで考えられる問題や、痛みが出た時の対処法、投球を再開する際のポイントについて解説します!
■野球肘は「我慢して投げる」のが一番危険?
野球をしていると、
「ちょっと痛いけど投げられる」
ということがあります。
しかし、ここで無理をして投げ続けると、肘にさらに負担がかかってしまいます。
最初は、
「投げる時だけ痛い」
だったものが、
「練習後も痛い」→「日常生活でも痛い」
というように症状が強くなることもあります。
そのため、痛みが出た時点で無理に投球を続けないことが大切です。
■放置するとどうなる?
野球肘を放置した場合、症状や原因によってはさまざまな問題につながる可能性があります。
①痛みが長引く
一番わかりやすいのが、痛みが長期間続いてしまうことです。
「少し休めば大丈夫」
と思って投球を続けていると、肘への負担が繰り返され、症状が改善しにくくなる場合があります。
②肘が伸びにくくなる
野球肘では、痛みだけでなく、「肘が最後まで伸びない」という症状が出ることがあります。
以前は普通に伸びていたのに、「最近、肘が伸びきらない」という場合は注意しましょう。
肘の動きに変化が出ている場合は、単なる疲労だと自己判断しないことが大切です。
③投球フォームが崩れる
肘が痛い状態で投げ続けると、無意識に痛みを避けようとします。
すると、
「肘をかばって投げる」
「身体の別の場所に負担をかける」
など、普段とは違った投球フォームになることがあります。
その結果、肘だけでなく、肩・肩甲骨・背中・腰などにも負担がかかる可能性があります。
④パフォーマンスが低下する
肘をかばって投げることで、
・球速が落ちる
・コントロールが悪くなる
・ボールが投げにくい
・遠投ができなくなる
など、プレーにも影響が出ることがあります。
「最近、急に球速が落ちた」
「以前より投げにくそう」
という変化も、身体からのサインかもしれません。
■成長期の選手は特に注意!
小学生・中学生・高校生などの成長期では、骨や軟骨がまだ成長途中です。
そのため、大人と同じ感覚で、「痛いけど投げられるから大丈夫」と考えるのはおすすめできません。
特に成長期の肘の外側の痛みなどでは、骨や軟骨の障害が隠れている場合があります。
肘の痛みが続く場合は、早めに整形外科などで確認することが大切です。
■「痛みがなくなった=治った」ではない?
ここも非常に重要です。
数日休んで、
「痛くなくなった!」
となると、すぐに投球を再開したくなりますよね。
しかし、痛みがなくなっただけで、肘が投球に耐えられる状態まで戻っているとは限りません。
いきなり依然と同じ球数・強度で投げるのではなく、身体の状態を確認しながら段階的に復帰することが大切です。
■野球肘の痛みが出たらどうする?
まずは、
①投球を控える
痛みが出る状態で無理に投球を続けないようにしましょう。
「あと10球だけ」
「試合だから」
と我慢して投げるのは避けたいところです。
②痛みの場所を確認する
「肘のどこが痛いのか?」
を確認してみましょう。
・内側
・外側
・後ろ
・肘全体
など、痛む場所によって考えられる原因が異なります。
③肘の動きを確認する
普段と比べて、
「肘が伸びない」
「曲げにくい」
「動かすと痛い」
などの変化がないかを確認しましょう。
④痛みが続くなら受診する
痛みが何度も繰り返す場合や、肘の動きに変化がある場合は、整形外科などで確認することをおすすめします。
特に成長期の選手は、早めのチェックが大切です。
■こんな症状なら早めに受診しましょう
次のような症状がある場合は、放置せず医療機関への相談をおすすめします。
✅投げるたびに肘が痛い
✅投球後も痛みが続く
✅肘の外側が痛い
✅肘が伸びきらない
✅肘が曲げにくい
✅肘が腫れている
✅急に強い痛みが出た
✅痛みをかばって投げている
✅球速やコントロールが落ちた
✅何度休んでも痛みを繰り返す
特に成長期の選手で肘の痛みや可動域制限がある場合は、早めに状態を確認しましょう。
■野球肘を予防するには?
野球肘を防ぐためには、肘だけをケアするのではなく、身体全体のコンディションを整えることが大切です。
①投球量を管理する
練習・試合・自主練習などを含めて、投げる量が多くなりすぎていないか確認しましょう。
「練習では投げていないけど、自主練習で毎日投げている」
というケースもあります。
1日の練習だけでなく、1週間・1ヶ月単位で投球量を考えることも重要です。
②肩甲骨・肩を動かす
投球では肘だけでなく、肩や肩甲骨も大きく動きます。
肩甲骨や肩の動きが悪くなると、肘への負担が増える可能性があります。
普段から肩周りの柔軟性や動きを確認しておきましょう。
③股関節・下半身も重要
「野球肘なのに股関節?」
と思うかもしれません。
しかし、投球動作は下半身から生み出した力を身体全体で伝えていく動作です。
股関節や下半身がうまく使えないことで、上半身に負担が集中する場合があります。
そのため、肘だけでなく身体全体を見ることが大切です。
■痛みがなくても定期的なチェックがおすすめ
野球肘は、
「痛くなってから対応する」
だけではなく、
「痛くなる前に身体の状態を確認する」
ことも重要です。
例えば、
・肩が硬くなっている
・肘の動きが悪い
・股関節が硬い
・疲労が溜まっている
・投球後の回復が遅い
など、小さな変化を早めに見つけることで、ケガの予防につながります。
■野球選手のコンディショニングにも対応しています
メクタ整骨院では、野球選手の肘や肩だけを見るのではなく、
・肘関節の動き
・肩関節の動き
・肩甲骨の動き
・胸郭の動き
・股関節の動き
・下半身の状態
・身体全体のバランス
・練習による疲労
などを確認し、選手の状態に合わせたコンディショニングを行っています。
当院のトレーナーも野球経験があり、現在は野球部などさまざまな部活のトレーナーとして選手のコンディショニングを行っていたり、院長は柔道部のトレーナーとしてスポーツ現場で選手のケガの対応・リハビリ・コンディショニングを行っています。
【東海大甲府高校柔道部のトレーナー活動】 ケガのケア・コンディショニング・リハビリまでサポートしています
実際の試合帯同では、
・試合前のテーピング
・コンディショニング
・試合の合間のケア
・試合中のケガへの対応
などを行っています。
【東海大甲府高校柔道部の試合帯同に行ってきました!】3年間支えさせていただいた3年生の最後の戦い
「痛みが出たから治す」だけではなく、
「できるだけケガをせず、長く野球を続けるための身体づくり」
も大切にしています。
なお、検査が必要と判断した場合には、提携している整形外科への相談・紹介も可能です。
■保護者の方へ
お子さんが、
「肘がちょっと痛い」
と言った時、
「疲れてるだけじゃない?」
「成長痛かな?」
と考えてしまうこともあると思います。
もちろん、すべての肘の痛みが重大なケガというわけではありません。
しかし、野球をしている成長期の子どもに繰り返し肘の痛みが出ている場合は、一度状態を確認することをおすすめします。
「大したことないだろう」と放置するより、
「何も問題がなかった」と確認できる方が安心です。
■まとめ
野球肘は、投球による繰り返しの負担によっておこる肘の障害です。
特に成長期では、骨や軟骨が成長途中であるため注意が必要です。
覚えておきたいポイントは、
✅痛みを我慢して投げ続けない
✅「投げる時だけ痛い」でも放置しない
✅肘の外側の痛みには特に注意する
✅肘が伸びにくい・曲げにくい場合は早めに確認する
✅痛みがなくなっても急に元の練習量に戻さない
✅肘だけでなく身体全体を整える
ということです。
「痛くなったから休む」だけではなく、「痛くなる前から身体をケアする」ことも、長く野球を続けるためには大切です。
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「少し休んでもまた痛くなる」
「野球を続けながら身体をケアしたい」
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■次回予告
次回は、
『野球肘を予防するには?肩・肘を守るためにできる5つの対策』について解説します!
「野球肘になりたくない」
「子どもの肘を守りたい」
「練習前後に何をすればいい?」
そんな方に向けて、野球肘を予防するために日頃からできるコンディショニングや身体のケアをわかりやすくご紹介します!






